「よくやった、御苦労さん」と言う牧師の目には涙が光っていたこともありました。信徒がどんな小さな奉仕をしても、それは自分の神に対する働きを助けてくれたと解釈するからです。
「先生、寒かったあ」と口々に彼等。
「御苦労さん、御苦労さん」をくり返す牧師。甘える信徒とねぎらう牧師。その中にこそイエス・キリストが居られるのを感じました。
暖かいおぜんざい、或る時はおうどん等を彼らに提供しながら、私は自分がその中に入るのを控える程、密な親子関係を感じていました。
キャロリングだけではなく、信徒の恵まれて喜ぶ姿を見ることは牧師の喜びでもあります。そして喜んでいる夫の姿を、ほんとうに満足しきっている夫の姿を見るのが、私の最高の喜びでした。その喜ぶ姿を見たい故に、私は一生懸命になっていたのかも知れません。
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